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アルバート・アインシュタイン博士は,1922年12月24日に福岡市大博劇場(現:上呉服町)において一般 講演を行い,翌25日,九州帝国大学(現:九州大学)を訪問しました。当初アインシュタイン博士の滞在は12月16日までとなっており,大幅なスケジュールの変更や博士夫妻の疲労といった問題から,この福岡講演は一時実現が危ぶまれました。アインシュタイン博士の説得にあたったのは,博士夫妻を招聘した改造社の社長,山本実彦氏でしたが,博士がその説得を受け入れ,福岡訪問を決意した背景には,九大に身を置くふたりの学者との深い交流があったと言われています。
アインシュタイン博士と初めて出会った日本人こそ,桑木或雄教授です。1909年,文部省の命を受けドイツのベルリン大学に留学していた桑木教授は,学期末の休みを利用して,当時スイスの特許局に勤めていたアインシュタイン博士を訪問しました。博士はこの面会に気軽に応じ,はるばる日本からやってきた彼を心から歓迎しました。 桑木教授は帰国後,アインシュタイン博士の相対性理論をいち早く世に紹介しました。1919年に光が重力によって曲がることが観測され,一般相対性理論の正しさが証明された際,その途轍もない物理的意義を日本の人々に知らしめたのも桑木教授でした。桑木教授はアインシュタイン博士の来日にあたって,山本社長をはじめとする改造社の社員達にその人柄や業績等についての判断材料を提供したほか,様々な雑誌に原稿を寄せ,非専門家の学界方面における博士の名声を高めることに尽力しました。アインシュタイン博士は,桑木教授のことを高く評価していました。そのことは,博士が桑木教授に贈った一枚の色紙からも伺うことができます。
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九大工学部理科教室前にて。前列右から,真野文二九大総長,アインシュタイン博士,エルザ婦人,桑木或雄教授。 |
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博多駅に降り立ったアインシュタインです。
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会場マップをクリックすると 動画を再生します。
イベントは「福岡市少年科学文化会館」でおこなわれました。ガイドツアー方式で教員が直接説明するなど,きめの細かい進行でした。構成は,メインの実験ラボとアインシュタインにまつわる展示物,プリクラコーナー,工作コーナーでした。
また,クイズラリーを行い,記念品として「こども研究員修了証」カードをプレゼントしました。 |
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こんな問題が出題されました |

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みんなが貼ってくれたボードです |
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大勢の方に来ていただけるようにチラシやポスターを作って小中学校等に配付しました。ポスターは新聞の号外のカタチをまねしてビッグニュース仕立てにしました。あのアインシュタインが本当に博多に来たのだという“驚き”を共感できたらよかったかなと思います。チラシは,曲った空間座標が迷路になっていて,ペンで辿っていくと「ある絵」が浮かび上がるという趣向のものでした。何の絵かはここでは秘密です。よかったら印刷して遊んでみてください。 |
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○チラシ |
○ポスター |
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